先着順！10名様ご招待「ルドン－秘密の花園」展【申込み終了】

東京・丸の内の三菱一号館美術館で5月20日（日）まで開催される「ルドン－秘密の花園」展に、France Alumni会員10名様をご招待いたします。【申込み終了】

定員に達したため、申込みを締め切りました。

オディロン・ルドン（1840-1916）は、印象派の画家と同時代の芸術家です。時として「象徴主義」とも形容される特異な画家で、その謎めいた絵は曖昧模糊とした夢想の世界の探求であり、そこに描かれた夢のような動植物は見る者を魅了してやみません。彼の作品には、木炭素描、リトグラフ、油彩画、パステル画に加えて、装飾画も含まれます。

三菱一号館美術館が所蔵する『グラン・ブーケ（大きな花束）』は、そうした装飾画に属します。これはロベール・ド・ドムシー男爵が1897年、ブルゴーニュ地方にある城館の食堂の壁を飾るために注文した一連の壁画のうちの1点です。ルドンは1年以上かけて、植物をモチーフに描いた全16点を完成させました。本展は、この中心的な作品『グラン・ブーケ』とともに、普段はオルセー美術館に収蔵されている15点を一堂に展示する最初の機会となります。

ルドンは装飾画以外でも、この種のモチーフを描いていました。彼は若いころから、師コローの助言である「毎年同じ場所に行って、同じ木を描くこと」を守っていました。これが後に、連作『樹の肖像』の誕生につながりました。

ルドンの絵画には、こうした自然の緻密な観察と並行して、地上の世界と水中の世界の間、夢と現実の間をさまよう不思議な存在が登場します。この目に見えないもの、彼自身が言う「曖昧で漠とした」ものの力が、神秘的で不思議な重みを作品に与えています。

こちらの展覧会にFrance Alumni会員10名様をご招待いたします。招待券ご希望の方は、下記の申込み方法に従ってお申込みください。先着順です！

会期
2018年2月8日（木）～5月20日（日）

会場
三菱一号館美術館

料金
一般：1700円　
高校・大学生：1000円　

ご招待券お申込み方法
ページ右下の「登録する」をクリックしお申込みください。
お申込みされた方は、3月22日（木）以降、アンスティチュ・フランセ東京 1F受付まで招待券を取りにお越し下さい。

お申込み締切
2018年3月19日（月）

イベント詳細
http://mimt.jp/redon/

主催
三菱一号館美術館、日本経済新聞社

後援
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本