読書の秋 2018
Groupe "Japan"
文学、バンド・デシネ、展覧会、映画
日仏交流160周年を記念する今年、10月20日(土)から12月1日(土)まで「第11回読書の秋」を日本各地で開催します。文学からバンドデシネに至る才能豊かな作家たちの世界へと、皆様をご案内します。
文学 : レイラ・スリマニ、オリヴィエ・ゲーズ、他
「ヌヌ 完璧なベビーシッター」で2016年ゴンクール賞を受賞したレイラ/スリマニは、作家そしてフランコフォ二―担当大統領個人代表として登壇します。同年代の中で最も才能あるミステリー作家の一人である桐野夏生と、女性の文学への参加について対談します。「ヨーゼフ・メンゲレの逃亡」で2017年ルノド賞を受賞したオリヴィエ・ゲーズが、「日蝕」で芥川賞作家となった平野啓一郎と、文学における歴史の一づけを中心に対話します。
またヴィラ九条山に滞在しながら、言葉の持つ無限の可能性を探求するオリヴィア・ロゼンタールの作品の世界に触れてみてはいかがでしょう。スタンダール奨学金を得て来日する作家ダヴィッド・ボスクは、その作品「明るい泉」における文学と音楽の関係について、京都で語ります。
バンドデシネ / 漫画: トニー・ヴァラントとアトリエ・セントー
漫画に魅せられたフランスのイラストレーター世代を代表するトニー・ヴァラントは、第9の芸術の名を高めました。彼の作品「ラディアン」は、フランス漫画として初めてNHKがアニメ化されました。バンドデシネでは、「読書の秋」として初めて新潟でアトリエ・セント―による「鬼火」の世界展が開催されます。
デジタル
2017年フランクフルト・ブックフェアで展示された「読書マシン」-デジタル絵本展―では、新たな読書の形を提案します:スクロール形式の漫画、拡張機能や双方向機能を持つ電子ブックなどです。アプリ「街でかくれんぼ」の開発者、ヴァンサン・ゴドーとアガット・ドゥモワが来日し、革新的な文学作品を生むフランスのクリエイティブな一面をご紹介します。
クローデルとデュラス回顧イベント
「読書の秋」は、日本を愛した二人のフランス文学界の巨匠を回顧する機会でもあります。ポール・クローデル生誕150周年にあたり、詩人大使と呼ばれたクローデルを巡って複数のシンポジウムが開かれます。
映画化されたマルグリット・デュラスの自伝的小説「苦悩」の日本公開に先立ち、映画や彼女の作品についてのドキュメンタリーの上映、講演会を通して、デュラスを回顧します。
読書 : 紀伊國屋書店「フランス翻訳書籍ブックフェア」とCulturethèque
読書家と文学愛好家の皆様 : 紀伊國屋書店の4店舗 (新宿、大阪、福岡、札幌) で開催される「フランス翻訳書籍ブックフェア」で、新訳で蘇るフランス書籍の魅力を発見して下さい。
アンスティチュ・フランセのオンライン電子図書館であるCulturethèqueでは、フランコフォ二ーの祭典で招聘した作家の作品を閲覧頂けます。Culturethèqueに登録頂くと、70,000冊の書籍、新聞、CDにアクセス頂けます!
日本とフランスの文学に触れて素晴らしい読書の季節をお過ごし下さい!
開催期間
10月20日(土)~12月1日(土)
開催都市
札幌、仙台、新潟、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、福岡、北九州、長崎
プログラム
こちらからダウンロードできます。
主催
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本/アリアンス・フランセーズ、ANA、欧明社、フランス著作権事務所、フィリップ・ピキエ社、TV5モンド
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Du Samedi 20 octobre 2018
au Samedi 1 décembre 2018
Sapporo, Sendai, Niigata, Tokyo, Yokohama, Nagoya, Kyoto, Osaka, Fukuoka, Kitakyushu, Nagasaki
Sapporo, Sendai, Niigata, Tokyo, Yokohama, Nagoya, Kyoto, Osaka, Fukuoka, Kitakyushu, Nagasaki
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