展覧会「写真家ドアノー／音楽／パリ」

最も有名なフランス人写真家の一人であるロベール・ドアノーの展覧会が３月31日（水）まで、東京・渋谷のBunkamuraザ･ミュージアムで開催中です。

ロベール・ドアノー（1912-1994）はパリ郊外のジャンティイ生まれ。自動車メーカー「ルノー」のカメラマンを経て、フリーとして活動を開始します。『ヴォーグ』誌や『ライフ』誌でファッション写真を始めとして多くの写真を発表し、特にパリの庶民の日常をとらえた写真で高い評価を得ます。ありふれた日常から奇跡のように愛すべき瞬間を切り取るドアノーは「イメージの釣り人」と呼ばれ、没後4半世紀以上経つ今も愛されつづけています。

本展は、2018年末から2019年春にかけて、フランス・パリ19区にあるフィラルモニー・ド・パリ内の音楽博物館で開催され大好評を博した展覧会を基に、日本向けに再構成した巡回展です。

パリの街角にあふれるシャンソンやジャズなど、さまざまな音楽シーンを題材に、1930年代から90年代にかけて撮影された、ドアノー独自の音楽的感覚に富んだ作品約200点で構成されます。

会期
2月5日（金）～3月31日（水）
※3/20（土・祝）、21（日）、27（土）、28（日）のみオンラインによる入場日時予約制

会場
Bunkamuraザ･ミュージアム（東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F）

詳細
展覧会公式ホームページ