読書の秋2015
Groupe "Japan"
今年も読書の季節、秋が巡ってまいりました。アンスティチュ・フランセ日本は、11月の一ヶ月間、日本の北から南に亘るネットワ-クの各施設で、言葉とイメージの祭典、文学とバンド・デシネのフェスティバル『読書の秋2015』を開催します。
東京でももちろん、各分野から第一級の作家達を迎え、対談やトークイベントなど様々な催しが予定されています。
2013年にゴンクール賞受賞をした推理小説出身の筆鋒鋭い作家ピエール・ルメートルは、直木賞受賞作家である藤田宜永とともに、それぞれの文体とエクリチュールの力学について語り合います。
また、今年創刊70年を迎えるガリマール社のミステリー小説コレクション「セリ・ノワール叢書」をめぐって、現編集長であるオーレリアン・マッソンと作家で翻訳家のセバスチャン・レゼーが、「推理小説特集」として音楽ライブを交えたトークイベントに参加し、文学における《悪趣味なジャンル》の並外れた活力を論じます。
さらに、2012年にフェミナ賞を受賞し、外国人作家・翻訳家会館(MEET)のディレクターを務めている作家パトリック・ドゥヴィルが来日。東京在住の作家ミカエル・フェリエとともに、新しいジャンル《exo-fiction》と世界を股にかける文学について語るほか、文学のワークショップを行います。
若手作家エドゥアール・ルイは、邦訳が出版されたばかりの自伝的小説を紹介し、社会における支配と差別という問題において文学が果たす役割について、社会学者の佐藤嘉倫とともに考察を進めます。
第9の芸術、バンド・デシネからは、オリヴィエ・ルドロワとケラスコエットが来日。 ルドロワは、同じくフランスから来日するトニー・ヴァレントと日本の漫画家中田春彌とともに、イラストとトークのライブイベントに参加する一方、ケラスコエットは、日本アニメーションの巨匠と呼ばれる映画監督の一人りんたろうと対談します。また、ルドロワとケラスコエットは、同時期に催される海外マンガフェスタの招聘アーティストでもあります。
フェスティバルのオープニングとなる10月31日(土)には、毎年恒例の本の市が開催されます。
2015年も 『読書の秋』 の様々な催しをどうぞお楽しみに!
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Du Samedi 31 octobre 2015
au Samedi 14 novembre 2015
Institut français Tokyo
15 Ichigaya-funagawara-machi, Shinjuku-ku
162-8415
TOKYO
Institut français Tokyo
15 Ichigaya-funagawara-machi, Shinjuku-ku162-8415 TOKYO
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