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社会とアートにおける老女の表象

Groupe "Japan"

アート、講演会、討論会

オンラインプログラム「社会とアートにおける老女の表象」が5月29日から配信されます!

高齢化社会において、高齢の女性の立場やその表象は、批評家スーザン・ソンタグが1972年に女性の老いの二重の苦しみを指摘したときからそれほど変化していません。女性は常に、いずれやってくる老いに対して不安を抱いていたり意識的であり、社会においては年配の女性が不可視化されています。
加齢による不妊の問題以上に、若いか老いているかという分類が、偏見を促しています。老化の特徴を隠さなければならないという圧力や、現代のさまざまな表現における年配の女性の不可視化によって、女性が年齢を重ねて知識や経験を持つことが脅威とみなされ、彼女たちの存在を見えなくさせることに拍車をかけています。
こういった女性の社会的魅力の「期限切れ」についての問題は、高齢の女性の人口が多数派になりつつある現代において、思考されないものであってはならず、特に高齢の男性との比較において問われるべき問題です。

森美術館では4月22日より9月26日まで、「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力世界の女性アーティスト16人」が開催されています。本展はフランス在住2名のアーティストを含む、71歳から105歳までの世界各地の女性アーティスト16名に注目し、彼女たちの初期作品、代表的な傾向を示す作品、そして本展のための新作など多角的に紹介するものです。本展のアプローチの中心にあるのは、今日の女性の可視性、特に女性アーティストの可視性の問題です。

「アナザーエナジー展」ならびにモナ・ショレ著『Sorcières, la puissance invaincue des femmes(魔女)』の日本語版刊行(国書刊行会)の関連企画として、アンスティチュ・フランセ日本では社会やアートにおける「老女の表象」をテーマとする企画を開催します。年配の女性たちに焦点を当てながら、表象、イメージ、記憶、現代社会のなかで、彼女たちがどのような立場にあるのかを考えます。感染症拡大の状況を鑑み、ジャーナリストのモナ・ショレと美術評論家の岡部あおみによる対談、「アナザーエナジー展」出展アーティストのキム・スンギへのインタビュー、さいたまゴールド・シアター女性俳優陣によるリーディングという3つのオンラインプログラムで構成された本企画は、年配の女性たちの「声」を届けることを目指します。

 

プログラム詳細:https://www.institutfrancais.jp/tokyo/agenda/representation-femmes-agees/

開催期間:2021年5月29日~8月31日

お問い合わせ:03-5206-2500(アンスティチュ・フランセ東京)

Du Samedi 29 mai 2021
au Mardi 31 août 2021
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